| 8−19(土)、横浜の観覧車に乗る。 |
横浜の休日。「季刊 島田荘司」、ようやく脱稿。一日程度時間がとれたので、横浜の開港資料館で開かれているはずの、「咸臨丸展」を観にくる。遣米使節、140周年記念。勝海舟自身が、自分の写真の頬にいたずらで紅を塗ったという肖像写真がある。海軍奉行だった勝は、船酔いの癖があったと聞いていて、嘘だろうと思っていたが、サンフランシスコまでの航海中、船室に籠もって出てこなかったという記録展示があり、どうやら本当らしい。資料館地下に、幕末や明治期の関内の地図、また建造物の写真を呼び出せるコンピューターあり。これは重宝。しかし建物写真、居留地側ばかりなのが少々残念。知っているものばかりだ。
中庭に名物の玉楠あり。これはペリーと日米和親条約を結んだ際、すぐそばにあったという樹。関東大震災で黒焦げとなるが、焼け跡からまた芽吹いてここまで成長したというもの。 みなとみらいをぶらぶら行き、たわむれに大観覧車に乗ってみる。大盛況で、アヴェックと相席となる。相当高度があり、しかも一周にかなりの時間がかかって、なかなかスリルがある。東を見れば遠く氷川丸、そして山下公園の全景。西を見降ろせば、夕日の手前にランドマークタワー、日本丸。
観覧車を降り、ぶらぶらしていれば陽が落ちる。ふり返れば、川向こうの観覧車に灯が入る。 |
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| 8−22 火曜日、ポニーのエビフライを食べる。 |
| これが噂の馬車道ポニー、「エビフライ定食」だ!写真を撮ると、性格のよいおばさんが、「あれまたかいな」という顔をする。エビフライ、おいしい。お勧め。 |